ラベル 樹状細胞療法 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 樹状細胞療法 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010年11月26日金曜日

樹状細胞療法


免疫療法の中でも注目を集めているのが樹状細胞療法です。
この樹状細胞療法について紹介しましょう。

まず免疫療法の手順ですが、体内から取り出した細胞を増殖させて、また体内に戻すことが一般的です。
通常よりも増殖されることによって免疫力が高まることが期待されるのです。

この時に着目する細胞によっていろいろな免疫療法が考えられます。
樹状細胞療法はその名の通り樹状細胞に着目した免疫療法です。

樹状細胞の役割について説明します。
樹状細胞は免疫機能における司令塔の役割を担っています。
樹状細胞が癌細胞を特定して、その指令によってリンパ球が癌細胞を攻撃するというシステムになっているのです。

リンパ球は癌細胞だけを攻撃しますから、効率よく安全な癌治療が可能となるのです。
治療の具体的な流れです。

まず、患者からさ成分採血によって樹状細胞の基となる細胞を抽出します。
これを培養して樹状細胞に誘導します。

癌細胞を取り出して、樹状細胞のその情報を覚えさせます。
これによって樹状細胞は癌細胞を特定することになるのです。
この樹状細胞をさらに培養して体内に注射します。

これによって樹状細胞が自分で癌細胞を攻撃する仕組みが出来上がるのです。
治療そのものは採血と注射だけで済みます。
副作用としては軽い発熱などがありますが、これは注射を受けた時だけの一時的なものです。

入院もすることなく通常の生活ができるところが大きなメリットでしょう。
重要なのはその効果ですが、おおよそ30%の人に効果があったとする研究結果が得られています。