温熱免疫療法
癌細胞が熱に弱いということはよく知られています。理想の治療として、癌細胞だけを加熱することができれば確実に癌の治療ができるのです。
しかし、現実的には癌細胞が体の深部にある場合などは、局所的に温めることは困難です。
そのような状況での治療のために考えられているのが温熱免疫療法です。
温熱療法は局所的に細胞を温めるための機械を使います。
もちろん、この治療だけですべてが完了するわけではありません。
細胞の免疫力を高めることができるだけですから、その後の免疫機能の回復をしなければなりません。
温熱免疫療法は温熱療法と免疫療法を併用することであると考えても間違いではありません。
免疫療法としてどのようなやり方をするのでしょうか。
よく行われるのは樹状細胞による免疫療法です。
免疫療法は体内の細胞を取り出して、免疫力を高めた上で再度体内に戻すという手順を取ります。
その時にどのような細胞に着目するかで、免疫療法のやり方が変わってくるのです。
樹状細胞を使った方法では、癌細胞を樹状細胞が検出することによって効率よく免疫機能を使うことになるのです。
温熱療法によって癌細胞の活動が抑えられていますから、免疫療法によって確実な効果が期待できるのです。
癌の治療方法は長い歴史があります。
その中の免疫療法はまだ始まったばかりです。
これから、臨床試験などを経て確実な治療方法として確立していくことになるのです。
癌細胞については多くのことがわかってきました。
完全に治癒することも、それほど遠くないのではないでしょうか。
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