腎臓癌と免疫療法
腎臓癌の治療法として免疫療法が注目を集めています。 免疫療法は特定の癌細胞に照準を当てて、それを弱体化させるという治療法です。
癌細胞を見つけ出すのは樹状細胞と呼ばれるものです。
この細胞を体内から取り出して、培養します。
おおよそ1000倍にまで増やします。
その樹状細胞に患者の癌細胞を加えてやると、樹状細胞がその癌細胞を記憶するのです。
その記憶を持ったまま体内に戻すことによって、体内の癌細胞を見つけ出してくれるのです。
腎臓癌に対しての免疫療法の臨床試験はたくさん行われているようです。
その理由は腎臓癌に対して免疫療法は非常に効果的であるというデータがあるからです。
多くの症例があるということです。
一般に免疫療法が効果を表すのは、治療を受けた人の3割程度だと言われています。
腎臓癌の場合は有効な抗癌剤が少ないことや、放射線治療の効果もあまり期待できないというところに免疫療法が注目される理由があるのです。
他の癌の場合では免疫療法は多くの治療の選択肢の一つでしかありません。
しかもその効果は他の治療に比べて低いと言われているのです。
免疫療法を行うためには、医師の細かいケアが必要です。
もちろん、樹状細胞を体内に戻してやれば、それからは自分の体が癌を退治してくれるのを待つだけです。
現代の医学において免疫療法は十分な臨床試験が行われた治療法とは言えません。
また、健康保険の適用外ですから、治療費も高額になっています。
しかし、他の治療法がない患者さんにとっては最後の頼みと言ってもいいのです。
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